MISYU演劇団よりリリースされている一本道のノベルアプリ『ぶりっどもんすたぁ!』をプレイしてみたぞ。
主人公は、中学生になったばかりの少女「柏木 ゆうみ」、親にちょっぴり不満を頂く、思春期なお年頃のどこにでもいる女の子。
「ジャバウォック」と名乗る悪魔と出会い、その悪魔を再び封印するため、悩みを抱えた人たちをその苦しみから解き放つ、という使命を負わされることになる。
「ジャバウォック」は悪魔だが、誰かを苦しめるという目的など一切なく、自ら「封印してほしい」と言う。「ゆうみ」には、特殊な呪術など使えるわけでもないので、「ジャバウォック」自身の力を使って”再封印”するようだ。
再封印のためには悪魔の力の源である「人間の負の心」が必要。そこで、「ゆうみ」と一緒に悩みを抱えた人たちを探し、「ジャバウォック」の力を回復させる。
「ゆうみ」はそれを”人助け”と呼ぶのだが、本人も”自分の趣味を打ち明けられない悩み”を抱えている。まずはそれを解決することからスタートし、様々な人々と関わり、少しずつ成長していくストーリーに注目しよう。
プロローグを読んでみたけど、なんかこう人間味があってハートフルというかジーンときちゃう感じ
――自分一人でお人形を買う度胸もないのに、お人形と遊ぶのが好き
主人公の「ゆうみ」が抱える悩みは自分の趣味を親にも友達にも打ち明けられないこと。お人形遊びが好きで、年齢が上がるにつれて「趣味はお人形遊びです」なんて言えなくなったのが最大の原因のようだ。
――「ジャバウォック」は世界を殺す悪魔。
ある古美術店にて手に入れたオルゴールの中に封印されていたが、「ゆうみ」がそれを解いてしまう。
「悪魔」ではあるものの、見た目がまさに人形!ここぞとばかりに「ゆうみ」の趣味の餌食にされてしまうドタバタなシーンもあったが、前の姿は「悪魔」らしい”やんごとなきお姿”であったことは確かなようだ。
悩みを抱える人を探す目的は、「ジャバウォック」を再び封印するためなのだが、この悪魔がどうしてもイイ奴すぎる。人を傷つける目的も無いとも言うし、きっと何か理由があるような匂いがプンプンしてならない。
「自分の悩みも解決できないのに、人助けなんてできるかよ!」とそんな感じで「ゆうみ」の背中を後押しするわけなのだが…
レビュー現在、プロローグと第一話をプレイ可能で、プロローグを最後までプレイすれば、第一話を選ぶことができるようになる。
また、サイドストーリーやCGを観賞できるモードが解放されたりなど、プレイヤーを楽しませたいという開発者さんの気持ちが伝わる”おまけ”がついている。
初回起動時にはゲームデータのダウンロードが開始されるので、Wi-Fi接続をONにしてからはじめよう。
もし、ダウンロードに失敗したなら、時間をおいてから再度チャレンジするなどして対応しよう。開発者さんに無茶なサポートを要求しないように。
感想とまとめ
- 小さな悪魔と思春期少女の物語
- 人々の悩みを解決して「ジャバウォック」を再封印
- 少しずつ成長していく彼女に注目しよう
無料でプレイできるノベルゲーム。
人々を悩みの苦しみから解き放つという使命、まずは彼女自身が悩みを解決する姿を見てみよう。良いお話なので、オススメできる。
アップデートでシナリオを追加されるようなので、これは期待したい作品だ。
アプリ基本情報
アプリ名 |
ぶりっどもんすたぁ! |
---|---|
配信元 | MISYU演劇団 |
対象OS | 1.6 以上 |
価格 |
無料 |
アプリのアクセス内容(レビュー時点のバージョンにて)
- ネットワーク通信
完全なインターネットアクセス - ストレージ
SD カードのコンテンツの変更/削除
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